昨年の秋、うちの庭に小さな猫が現れた。痩せて目が閉じ、目やにもひどい。
その頃、家には病気で死にそうなぐーちゃんという猫がいたので、この仔を
飼うのは難しそうだった。
でも冬になり雪が降る頃になっても、まだこの仔はうちの庭にいた。
寒さで家に入りたがったので、玄関の隅に段ボールを置き、古い毛布を敷いて寝床を
作ってあげるとその中で爆睡している。
その寝顔が何ともかわいかった。
部屋に入ってくると困るので、玄関と部屋を仕切る戸に鍵を閉めた。
でも朝、部屋に行くとこの仔はちゃっかりソフアの上でくつろいでいて、
私を見ると「ニャア」と鳴いた。
何日かの攻防戦の後、私は根負けして、この猫を籍に入れることに決めた。
うちにやって来た頃のチビ。まだ目は閉じたままだった
最近のチビ
朝から昼寝だ〜
飼ってみると、この仔は今まで私が飼ったどの猫よりもやんちゃで、甘えん坊。
何か食べたい時は右の前足を私の肩にトントンと触っておねだり。朝方、退屈すると
寝ている私めがけてジャンプ。私の枕元にくっついて離れない。
あまりの可愛さに病気のグーちゃんを忘れそうになる。これって中年のおじさんが
奥さんがいるのに、若い女の子にズルズルと惹かれていくのと似ている感じかも….
うちの若い女の子も目の治療をしたら、ぱっちりとした目元になりとてもキュートになった。
この猫の名前はチビ。今日も庭でヤモリ獲りに夢中になっている。
Kouki
チーコよりかわいい~
asano
チーコはおばあさんで、寝てばかりいるからね。もう年金暮らしだし…