大好きな夏があっという間に終わり、早くもコスモスの季節。
小さい頃からこの花が好きだったが、それは子供にも、この花がおしゃれで
どこか西洋っぽいと感じていたからだろう。
ある本には “大正ロマンティシズムを思わせる花” とあったけど、なよなよとして
儚げな風情は竹久夢二の世界と共通するものがあるような….
でも、この花は意外と強くしぶとい。前夜、雨に打たれ、倒れながらも風に揺れて
花を咲かせている様子は、けなげでたくましい。
先日見たコスモスは公園のベンチの木と木のほんの1cmほどの隙間から、上手に
出て来て、生えていた。
でも1本はさみしい。
この花はピンクの濃淡や白と一緒に、群生になって揺れているのが一番きれいだ。
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