パリに住んでいた時、よく街のショーウインドーを撮っていた。
ある日、花屋のショーウインドの中に紫陽花があったのでぼんやりと見とれていたら
「紫陽花ってフランス語で何というか分かる?」と隣に佇んでいた女の人が不意に私に訊いてきた。
「オルタンシアでしょ」
「そう、ブルターニュの海岸には紫陽花の花が群生していてとても綺麗なのよ。」
女の人はそれだけ言ってまたショーウインドの中の紫陽花を見ていた。
なんか面白いな。と思う。
人と人との会話がこういう状況で始まる事があったりする。
考えてみてほしい。
もしこれが日本だったら、全く見ず知らずの人がこういうことを話しかけることはあまり考えられないだろう。
西洋と東洋の違いなのかよく分からないけど….
紫陽花の咲く頃になるとこの女の人のことを思い出す。
その後、ブルターニュへは何回も行って、道端や石の建物の脇に咲いている紫陽花を見たけど
海岸に群生する紫陽花はまだ見たことがない。
いつかそんな風景を見られたらいいなと思う。
Hasegawa
こんばんは。
ブログやHPのお写真を更新されていたので、楽しく拝見させて頂きました。
以前、見附でモロッコのお写真をたくさん見せて頂きましたが、その後また何か
撮られているのでしょうか?
久しぶりにまたお会い出来たらと思っています!
asano
Hasegawaさん、メールありがとうございます。いつでもモロッコに行きたいのですが、世界が今コロナでこんな状態なのでしばらくは無理ですね。
今はちょっと前から佐渡の写真を撮っています。そのうちに発表できればいいですが…
Hasegawa
今年はこんな状況で一年が終わってしまうのでしょうか・・・
そういえば、佐渡のお写真を撮られていると言われてましたね^^
asanoさんの撮られた佐渡は気になります!!
僕は残念ながらまだ一回も行ったことがありません(^^;
一週間くらいかけてのんびり撮影旅行したいです。